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2020/03/19 11:50

トランス脂肪酸について

自然ではない、人工的で不自然な化学結合をした「体に害がある」脂肪酸のことです。
「ガンの原因」「脳の機能低下」「血圧を上げる」「悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす」「妊娠率を低下させる」など体に悪影響をもたらすことが報告されています。

何の食品に入っているの?

トランス脂肪酸には、天然に食品中に含まれているものと、油脂を加工・精製する工程でできるものがあります。

 

マーガリン、ケーキ、ドーナツ、揚げ物、ファーストフードなど



油を精製するときにも発生する!!

以前のコラムで紹介しましたが、魚からとった油を精製(煮取り法)する際、好ましくない臭いを取り除くために高温で処理することにより、トランス脂肪酸ができます。

また、マーガリンはそのトランス脂肪酸が含まれる植物油に水素を添加して作られます。これによって、固形で取り扱いやすくて長期保存が効く、みなさんが良く知っている「マーガリン」が出来ます。マーガリンは、放っておいてもカビも生えなければ、虫もつかないという話があります。この話を聞いてどう思いますか?

 

しかし、srasaの原料、イワシ油は、無添加非加熱抽出法なのでトランス脂肪酸はできません。


国内、海外の対応

2015年、アメリカの食品医薬品局(FDA)は、トランス脂肪酸を含む加工油脂の食品使用を2018年6月までに全廃すると発表しました。ヨーロッパや韓国、中国でも表示が義務化しています。しかし、残念ながら日本ではまだ、このような基準が定められていません。




公式サイトhttps://104lab.com/